携帯プレイヤープラス

情報のソースが何だったのか思い出せないのですが・・。その昔ウォークマンが普及しだしたころ、電車内などでヘッドホンをして音楽を聞く若者たちを見て、その姿に不快感を感じる・・というような風評が当時普通に存在していた、という話を、どこかで聞いたか読んだかした覚えがあります。注意する声が聞こえないとか、音漏れとか、実質的に問題も起こっていたのかもしれませんが。一方で、世間という公共の場で、一種隔絶された空間に感覚・意識を置くその姿が、「自分の世界に閉じこもる」というような印象を持たれたのかな、という気がします。今でこそ完全にありふれた姿ですけど。
そんな現代でも、やっぱり携帯プレイヤーを着けた姿ってのは、「内向的な世界の住人」というような、一種の「記号」としては機能するんだなぁ・・と思い、上の話も思い出したわけです。ニンテンドーDSソフト、コナミラブプラス」のヒロイン「リンコ」を見てたら・・なんてキッカケですけどね(笑)。
やっぱりDSは空いた時間にちょいちょい気軽にできるのがいいですね。ゆったりプレイを始めて、やっと今日変化が現れた感じです。


まぁ個人的には、ウォークマン(をはじめとした携帯音楽プレイヤー)を楽しむ姿が街中に溶け込む歴史が、動画プレイヤーや HMD でも起こりうるのか、というのもとても興味があります。携帯の小さな画面を見つめる姿はもはや当たり前なのですが・・。もっとずっと情報量の多いデバイスで、気軽に情報にアクセスできるようなインフラ・文化がやってくることを祈りつつ。