DS-10 の SE 音源作ってみた

本日発売の、学研「KORG DS-10PLUS 音作りパーフェクトガイド」。DS-10 PLUS の操作や音の作り方の基本に加えて、さまざまな人が作った DS-10 PLUS の音色100個を、詳細な解説付きで紹介している本です。

KORG DS-10PLUS 音作りパーフェクトガイド

KORG DS-10PLUS 音作りパーフェクトガイド

・・で、こちらの音色リストのひとつに、こっそり(笑)自分のが入ってます。99番目の、「ロボット緊急発進」というもの。・・なんというか、パーカッション的にも使いにくい一発ネタですが、紙面の解説にあるとおり、音作りとしては愚直に組み立てられているので、他の音色を作る際のアイディアネタとして使ってもらえるとうれしいですね。
(ちなみにこの解説、編集の方が書かれたものですが、音とパラメータだけからここまで意図を汲み取っていただいてかなりビックリです・・。)


こちらに、収録いただいた音色のサンプルと、おまけで VCO1 と VCO2 それぞれ単独で鳴らしたときの音を掲載します。

要するに、上向きの音と下向きの音が重なることで、不安感と威圧感のようなものを同時に出してるわけですね。ドラムやパーカッションの音色を作るときって、1つの VCO はノイズ専用にしたり、モジュレーション要員として音を出さなかったりとかするケースが多いと思いますが、今回のようにどちらの VCO も音程感をつけた音というのも、面白いものがいろいろと作れそうです。まぁ、楽曲の中で使いやすいかどうかはビミョウかもしれませんけど・・(笑)。
こちらの音色は、もちろん今回のパーフェクトガイドをもとに作成可能ですが、即売会等のイベントで遊楽団が参加した際にもデータを配布しますので、ご気軽に声をかけてくださいね。