RaR+インストカード公開

ここ1,2週間かかりっきりだったプロジェクト、やっと一部公開できるくらい進みました。11月15日に開催される「COMITIA(コミティア)90」に合わせて作成中の「RaR+」について、一部紹介とお知らせをしますね。
「RaR+」は、今ニコニコ動画および YouTube で公開している、「Run, and Run. -Plus ver.-」(以下、RaR-P)とそのアレンジを収録した CD になる予定です。オリジナルの RaR-P については、公開している動画で一部演奏のタイミングがずれてるので(笑)、もう一度録り直し。アレンジ版は、同じデータを使って、少し趣向を変えた2パターンを収録予定です(こちらはまだ固まりきってないので、決まり次第報告しますね)。
【11/18 追記:「Run, and Run. -Plus ver.-」については、結果的にオリジナル版をもとに作成しました。意外にあの時より納得できる演奏が録音できなかったことと、多くの方にすでにお聞きいただいた演奏という意味合いもあるのかな、という判断です。ミキシングは再調整してクオリティをあげたバージョンを収録したので、ご了承いただけたら幸いです・・!】

DS-10 (DS-10 Plus) のデータ配布(無料)は、今回も行いたいと思ってます。今回扱う RaR-P についても、ニコニコ動画などにアップしたときのバージョンそのままをお渡しするので、DS-10 をお持ちの方はぜひ遊楽団のスペースまでお越しくださいね。


そして。今回の目玉・・というか冒険してしまった結果がこれ(笑)。

RaR-P 用「インストカード」!
一言で言ってしまうと、RaR-P のデータをもとにソングを書き換えたり、KAOSSパッドの演奏を自分好みに変更したりできる情報を、1枚のカードにまとめたものです。(写真はテスト用にプリンタで手作りしたものですが、イベントでは印刷会社さんがカード用の紙に印刷したものを配布予定。)
例えば上の写真に写っているページでは、ソングを作るときのパターンの並び順についてまとめてあります。「RAR+」のパッケージや本ブログでも紹介予定ですが、RaR-P では、3つの「パターンのかたまり」(『モジュール』と便宜上命名)でソングが構成されています。A, B, C のモジュールを適当に並べるだけで、ちゃんと新しいソングになります(笑)。ソング作成時には、対応するモジュール内のパターンを入力するのに使ってみてください。

超細かい字ですが(笑)、中のページには、各パターンに対応したキーとスケールがまとめてあります。KAOSSパッドでは、デタラメな音階にならないよう、事前にキーとスケールを入力しておいたほうがいいのですが、それぞれのパターンで適合する(曲らしくなる)データを探すのは結構タイヘンです。今回、自分のほうで全組み合わせを試してみたので(笑)、この表から選んでもらえば、探す手間を省けます。もちろん、曲として合う・合わないは組み合わせそれぞれ、好みもそれぞれあるので、気が向いたら他のパターンも試してみてくださいね。

裏のページはメモ用に。中ページの表にも余白を多めに用意したので、新しい組み合わせやアイディアをどんどん書き込んで、自分だけのカードにしちゃってください。


そうそう、こちらのカード、一般的な診察券などのサイズと同じになってます。DS-10 (Plus) と一緒に、このカードをお財布やカード入れなどに入れて持ち歩き、ふと時間が空いたときにサクッとフリープレイ・作曲を楽しんでもらう・・というのが、今回目指した理想形です(笑)。可能性は未知数ですが、新しい試みではあると思うので、興味を持っていただけると嬉しいです。

まだ未定ですが、こちらのインストカードは、
・お手持ちの DS-10 (Plus) に RaR-P を受け取られた方
または
・「RaR+」(多分200円で頒布予定)をお買い上げの方
にお渡しする予定です。データを受け取られた方はすぐにカードを活用いただけるよう、CD を購入された方には鑑賞時の参考や将来のデータお受け取り時の予習に使っていただけるよう、上記の形の配布形態を考えています。

イベント当日に向けて、「RaR+」本体などまたお知らせできると思うので、そちらもよろしくお願いします!とりあえず今回は、概要とインストカードのご紹介でした。



・・ほんとは、「初音ミク -Project DIVA-」曲募集の、来週の選考結果発表が気になってちょっとモヤモヤしているのですが(笑)、それはそれ、これはこれ。応募した曲を信じて、今週は「RaR+」に全力投球です!