浅草寺の四万六千日とほおずき市に行ってきた

前日の7月8日になって初めて、浅草寺の「四万六千日」と、ほおずき市のこと浅草寺の公式サイトより)を知り、慌てて今日の夕方に行ってまいりました!

てっぺんが雲にかすむ東京スカイツリー。近づく台風8号の影響か、しょぼしょぼと降り続く雨と超高温多湿という、なかなかハードな梅雨模様。


お約束の雷門。いつ新しくなったんだっけな・・と思ったら、ちゃんと書いてありました(笑)


「しまんろくせんにち」の読み仮名つき。浅草寺の屋根、そういえば映画「天地無用! in LOVE」であの上でバトってたような・・なつかしいなおい。


7月9日と10日の二日間だけ、1回の参拝で4万6千回ぶんの功徳があり、ほおずきの出店が軒を連ね、しかもなぜ「46,000」なのかさえ由来が分からないという、あまりにワンダーな(笑)この行事。
多分10年ぶりくらいの浅草寺にお参りし、ほおずき市を一通り見て回ったあとに鉢をひとつ選び、境内を後にしたのでした。ちなみに雷門に着いたのが18時くらいでしたが、まだ十分に外は明るく、ほおずき市の出店も盛況だったので、学校や職場帰りでも楽しめるかもしれません。(明日については、台風の影響でなんとも言えないところですが。。)


仲見世の店員の方にお聞きした話ですが、以前はほおずきの実は遊び道具としてもポピュラーだったそうですね。ほおずきを吹く・・なんて描写を見ることもあるので、しっかり実がなったら、ぜひいくつか挑戦してみたいところです。

一年プロジェクト、一段落!

去る2月2日、サークル「LittleTrip #tone」さんより、楽曲作成として加わらせていただいた、音楽ボイスドラマ「空虚5度のバラッド」第1話がついに発売になりました!1年以上に渡る製作に関わることができたのもあり、実に感慨深いです。。公式サイトでは冒頭のプロローグ、第1幕、第2幕を試聴できますので、ぜひぜひ聴いてみてくださいね。

ちなみに、本編の長さはなんと79分。CDめいっぱいまで収録されてるわけですが、ここはあえてそのボリュームではなく、「全編ノンストップでサクッと聴けてしまう」テンポ感を押したいですね。個人的には昔、ラジオで毎週聴いていたラジオドラマを思い出したり。じっくり聴くもよし、勉強や作業のBGMとして聞き流すもよし。濃密なコンテンツを必死に追いかけるような現代においては逆に、「心のオアシス」になるかもしれません(笑)。


BGMと歌の作曲はサークル「遊楽団」の3人で分担しており、自分もBGM十数曲と、挿入歌「グラスサーカス」の作曲・編曲を担当しました。特に「グラスサーカス」は作詞とボーカルを安井麗之さんにご担当いただいた、初めての共同制作の歌モノになりましたが、ひとりの製作ではありえない勢いでどんどん楽曲が完成していく過程を目の当たりにして、感動することしきりでした。ヘンな言い方かもしれませんが、ボカロをしばらく続けていたおかげもあってスムーズに進められたというのも実感できたし、今回の経験をまたボカロ側へフィードバックしたいですね。


まずは最初の一歩を踏み出した「空虚5度のバラッド」ですが、今回のは「第1話」です!ここ大事(笑)。次の一歩に向けてまた動き出すわけですが、とりあえず今は、製作環境を整備しなおしたり(Cubase 7を7.5に上げたり。見た目はほぼ変わらず)、たまりにたまったゲームやマンガなどを進めたりしています。まぁこれも今後のための勉強ということで。。

2013年の自分的衝撃

今年もいろいろありました・・。まだ数日残していますが、この1年で自分に起きた特に大きな「ショック」を挙げてみました。あ、でも後日ほかに大きなものを思い出したら追記するので、いつの間にか数が増えてるかもしれません(笑)。

続きを読む

モレスキンと、enchantMOON

紙のメモ帳にガリガリ書き込んでいくのが好きで、わりとメモ魔な自分ですが(笑)、当然そうなるとモレスキンが気になるわけで。普段使いはしていないですが、シンプルかつ堅実、使いやすいというイメージのモレスキンには、ある種あこがれみたいなブランドイメージを感じます。

このモレスキンのノートブックを用いた特別展「"A celebration of creativity" 日本大学芸術学部モレスキンノートブック作品巡回展」が、有楽町ロフト内の「Moleskine アトリエ」で開催されており、ふらっと行ってきました。ちなみに着いたのは夜6時半ぐらいですが、有楽町ロフトの平日営業時間は夜9時半までなので、かなり余裕を持って入れます。


今回の展示、公式サイトに詳細があるとおり、創作テーマは「和」。和といっても、日本式という意味の「和」だけでなく、「調和」などの広い意味を指す言葉としての「和」です。日本大学藝術学部の学生の方が作成したもののなかから選考された9作品を、全冊、ページをめくりながら見ることができました。写真撮影はできないため映像としては伝えられないのですが(一部は上記公式サイトで公開されています)、ノートブックがどのように使われているかは、たしかに実際に触って見たほうが、圧倒的に伝わるものがあると思います。

・・1つずつ作品を見ながら考えていたのは、このノートブックというフィールドを、作者の方はどう意識しながらデザインしていったのか、ということでした。立てかけたキャンバスでもなく、大きなノートブックでもなく、描く先は手帳サイズの見開きのノートブック。9作品のあいだの違いは、画材やタッチの違いのみならず、ノートブックの捉え方とアプローチ自体にもはっきりと表れていた気がします。


で、帰り道、今度気になってきたのは、ノートブックとenchantMOONの「違い」ってなんだろう?ということ。つい先日の8月26日、enchantMOONの初の開発者向けのカンファレンスが開催され、将来像というか、可能性の片鱗を見たのが強く影響したみたいです。大きな特徴である、プログラマブルな「シール」や検索、ブラウジングといった機能はまず置いておき、あくまで「スケッチするための道具」と見た場合、enchantMOONは今回のモレスキンのノートブックで絵を描く場合とは何が違うのでしょうか?思いつく点をまず挙げ、そこから拡がる可能性を(今度はシールとかも含めて)考えてみたいと思います。

続きを読む

ふろくはプラネタリウム

週末、発売されたばかりの「大人の科学マガジン 新型ピンホール式プラネタリウム」(学研のサイト)を早速組み立ててみました。スラドの記事でこれを知ってから、「付録を楽しみにするワクワク感」がハンパなかったです(笑)。

冊子には組み立て時間が90分と記載されているものの、実際にかかったのは多分3時間ほど。土台や回転機構の組み立てはサクサク進むのですが、原版(上のでっかいボール状の面)に意外と時間がかかりました。1から3面つながったパーツの各面とのりしろに折り目をつけてから、両面テープでそれぞれつなげる・・という流れを、なるべく原版本体を汚さないように気を遣いながら進めていくので、わりとここは根気が必要です。


んで、できたものがこちら!

部屋を暗くしてから最初にスイッチを入れて、思わず「おぉー!」と言ってしまうくらい、見事な星の輝きが現れます。もう一度スイッチを押すと回転機構が動作し、自動で天球が回転(15分で1周ペース)。これもなかなか趣があってヨシ。中に入れる照明は豆電球1つなので、あまり広いスペースだと壁に明るく投影されないかもですが、少し広めのリビングでも星空が動く様子は十分楽しめるかと思います。
また、複数パーツを張り合わせる関係で、各面の「へり」にあたるラインの一部はどうしても投影面に現れてしまうのですが(ライン上に暗くなる)、これはご愛嬌ですね。光が投射される方向とのりしろ部分の向きが合うように調整すれば影響を最小限に抑えられるので、投影時、ひと手間加えてあげると満足度がアップします。
個人的には、作る時間もご褒美なので(笑)、結果も含めて超満足なのでした。



ちなみに、最初スイッチを入れたときは、「照明が光らないのに回転機構は動作する」という謎のトラブルが発生し、電球周りや配線周りを疑ったのですが、最終的には至極単純な原因と判明しました。・・電池が古かった(笑)。
電力が足らないと、回転が機能しなくなる前に照明が光らなくなってしまうようです。新しい乾電池に変えたところ、近くからはまぶしいくらい豆電球が光ってくれました。(必要なのは単2乾電池2本。充電池は非推奨。)


ということで、休日1日あれば十分作れるお手製プラネタリウム、ご興味あれば、ぜひ紹介ビデオ等参考にしつつチェックしてもよいかと!なんといっても、お手軽に、楽しみながら家にプラネタリウムを持ち込めるこのシチュエーション、ときめいちゃう方はぜひ(笑)。


今回作ったプラネタリウム、次に作る動画で登場するかもしれません。その際はまたこちらのブログで取り上げますね。

ZOLA_Unison、観察してみました

ZOLA_Unisonって? -型破りなライブラリをさらに一押し-

つい先日販売開始されたVOCALOID3の新ライブラリ(群)、ヤマハさんの「ZOLA PROJECT」。ボカロでは比較的珍しい男性の声、しかも3人分の歌声ライブラリが収録されていることでも注目されました。が、個人的にもうひとつ気になって仕方がなかったのが、ユニゾンやコーラスをさらにカンタンに実現できるという、同梱のJob Plugin「ZOLA_Unison」です。

実際に効果を聞いてみましょう。ここでは3ライブラリを同じ音程で歌わせており、上が「ZOLA_Unison」を適用する前の歌声、下が適用後の音声です。

  • ZOLA_Unison 適用前 Download
  • ZOLA_Unison 適用後 Download (Type: Unison)

適用前は3人の歌声がゴッチャになり、極端な話、まるでまったく別の一人(1ライブラリ)が歌っているようにも聞こえますが、適用後は3人の歌声がキチンとバラバラに、個性を持って聞こえてくるかと思います。もともと複数人で歌わせることを前提に作られたライブラリだけに、さらに手軽にユニゾンやコーラスを即戦力レベルへ持っていける、強力な後押しツールといえるでしょう。

今回は「ZOLA_Unison」について、どんな機能が搭載されているかを見て行き、適用結果から見て取れる処理の中身に触れながら、オススメの使い方まで紹介したいと思います。さらに蛇足として(笑)、以前自分が作成した、機能的に「ZOLA_Unison」に近い「Humanizer」についても触れていきます。

続きを読む

アミッド試験と空虚5度収録


前回のブログで組んだDPC-100のプログラミングは現在小休止して、次の動画へのアイディア出しとかしておりました。
網戸のアミにプロジェクタを当てるアミッド動画に触発され、こんな感じで、なにかできないか模索しとります。

1個のプロジェクタから2枚以上のアミッドに光を当てられるので、それなら2個使えば立方体の側面状に4枚投影できるんじゃない?と思って作ってみたテスト。例えば上の写真では1個のプロジェクタだけ稼動させ、側面(1)と側面(3)に投影してますが、下の写真ではもうひとつプロジェクタを追加し、側面(2)と側面(4)にも投影してます。ということで、地面にはゴミ投影がどうしてもできちゃうけど、4側面への投影という目的自体は達成できました。

ただし、アミッドの特性上、オモテからの見え方と同じくらい、裏からも投影内容が見えてしまうので、この場合は左右が反転してしまいます。見せる視点を固定させるなどいくつか対策は考えられますが、「左右反転しても問題ない題材を扱う」というアプローチも有効かと思います。

まぁ、ね。なにも言うまい(笑)。でも、思った以上にきっちり4色、ビビッドに発色されたので楽しかったです。5色目(紫)、なんとか実現したいですけどねー。もう一段階工夫が必要そうです。

今回作ったのは、針金をしばった上にアミを縫い付けるという、ムダに手のかかった試作機1号ですが、実は2号機を準備中です。作り方も一新したこちらの完成形と実験結果はまたの機会に!


また、汗ばむくらいの4月某日、企画に参加させていただいているボイスドラマ「空虚5度のバラッド」の収録&壮行会に参加させていただきました。

収録前に披露された主題歌・挿入歌・エンディング曲の生ライブもすばらしかったのですが、声優の方々の演技は、まさにキャラクター・世界観に血が通っていく瞬間がそこにあり、圧倒されるばかりでした・・。その後BGMラフ案がすぐに作れたのをみても、どれだけ自分が衝撃を受けたか分かるというもの(笑)。いや、これは参加している自分自身、完成形が楽しみでしょうがないです。

BGM作りのスケジュール等考えても、かなり「生む苦しみ」が待っていそうですが、この日の体験とか感動とか、全て糧にしてがんばりますっ!


最後に、今まで自分のTweet履歴がこちらのブログにも残るよう設定していましたが、思った以上に自分がつぶやいており他の記事が埋もれてしまうので、このタイミングで連携をはずしました。
今まで溜まってしまったTweetだけの記事は・・どうするかなぁ・・。もし整理できそうだったら、どこかのタイミングでやっておこうと思います。

現状では、記事の履歴自体はTweetまとめで埋まってしまっているので、もし他の記事を読まれたい場合は、ページ右に表示されているカテゴリから「Twitter」以外のリンクを辿ってもらえればうれしいです。

・・Tweetが多いと言っても、平均一日1つぶやきあるかないかなんですけどね。それでも、当初週一くらいと思ってた自分自身の目論見が完全に外れました(笑)。