フラクタル 第1話

うーん・・。
アナログチックな描画やちょっとしたウィット、ポンポンつながるシーン・・安心して見ていられるし、意表をつかれる場面もありました。全編説明調子なのも、まぁ第1話だし、この作品のテイストなのかもしれません。


でも、なんでこんなに「固い」のかな。見てて、こちらまで少し肩が凝ってきます・・。のびやかさを感じられないからなのか、裏に壮大なストーリーは予感させられるものの、それへの期待・疑問だとか、もっと根源的に「楽しさ」「怖さ」だとか、感覚にこの世界が広がってくれない。


最終話まで見ないとなかなか飲み込むのが難しそうです。第1話なので、もう少しビリビリくるような感覚を期待していたのですが・・それとて、現代アニメの刺激に慣れすぎた体への警鐘、と捉えるべきかも。ある意味、同じノイタミナだった「東のエデン」とは対照的にスロースターターな始まり方だったので、腰を据えて見ていきたいと思います。