ゲームから拡がった夢のライブ

7月24日、午後1時。数日続いた冷気も薄れた夏空のなか、品川高輪口先の駐車場に並ぶ人の列に、自分の姿が・・。


ということで、ドリームCライブ2011(リンク先がもつか分かりませんが、公式サイト)に参加してきました。D3 PUBLISHERXBOX360ドリームクラブ」とその続編(でも時間軸は過去)の「ドリームクラブ ZERO」では、登場するホストガールがカラオケという形で歌のステージを披露しますが、これのライブ版という位置づけです。
このゲーム中のカラオケ、13人のヒロインが2曲ずつ自分の持ち歌を持ち、さらにゲームのテーマソング2曲を合わせた計28曲が、ライブの昼の部・夜の部に分かれてすべて歌われるという、相当充実した内容でした。


実際に参加してみて感じたのは、出演者の方それぞれの曲への意気込み。歌い方やしぐさを見ていると、やっぱり曲をしっかり「解釈して」、自分の方法で表現されていることがよく分かりました。
それと、声のダイナミクスですね。CDだと収録用にかなり整えられた状態で歌声が入っていますが、ライブでは抑揚がダイレクトに伝わるため、上記のしぐさもあいまって、力を入れるレベルやタイミングを感じることができました。うーん、今回得たものはボカロに反映せねば・・。


そしてこれは、ステージ上で出演者の方も言われていたことですが、今回ライブを聴きに来ていた人の大半は、もとのゲームのプレイヤーなんですよね。ということは、各キャラクターの背景やストーリー(辿るかもしれない歴史)を共有している。曲のほうも、特に各持ち歌の2曲目は、それぞれのキャラクターを色濃く反映した内容となっているので、ヒロインをとてもイメージしやすい。
なんというか、こういう世界観やキャラクターをバックボーンにして、また新たにライブという展開ができるのは、・・強いな、と思いました。ものすごく感覚的な表現ですが・・。ここまで各キャラクターを深く掘り下げられる媒体(原作)って、現状ゲームくらいしかないんじゃないかなぁ。


とにかく、歌以外のステージも含めて、大充実の内容でした。13人の出演者の方が全員揃うというのも相当奇跡的なことだと思いますが、また次回開催されることがあれば、またぜひ参加したいですね。

おまけ1

ライブも楽しみましたが、しっかり物販スペースにも立ち寄ったのでした。それが、冒頭の駐車場の話。下の写真は、昼の部開場時刻の午後1時30分ごろの販売テント前。この時点で結構売り切れの商品が出てました。うーん、もっと早く来るべきだったか・・。

おまけ2

個人的にストライクな曲がとても多いドリクラのカラオケ曲ですが、あえてその中でも好きなものを選ぶと、アイリの「コイヲシテイマス」「Time traveler」とあすかの「ココロのコトバ」「あなたのそばにいたいのに」かな。なぜかキャラが偏っていますが、これももしかしたら上記のとおり、キャラクターが強く表れた楽曲だからかもしれませんね。聴くたびにグッと来てしまいます。

おまけ3

代表・・もとい店長、すごすぎです(笑)。ある意味、どの出演者よりもその人気を一身に集めてたもんなぁ・・。次回は曲、期待してますよ!(なにせドリクラには、男が歌うべき「影のテーマソング」が2曲もあることですし。)