それは思い込みかもしれないけれど

本当にだいぶ間が空いてしまいました。


地震で、当日の数時間の徒歩やライフラインの寸断といった被害があったものの、幸い健康のまま過ごすことが出来ています。
でも。駅の構内や、馴染みのコーヒー店の暗い照明で過ごしたり、真っ暗になった街を歩くたび、薄く、重いフィルタのようなものが、心にのしかかる感じがします。


なかなか気持ちが切り替えられず、プロジェクトを進められずにいたのですが、この2週間くらい悩んだ末に、作成するプロジェクトの順番を入れ替えることにしました。節目となるあの地震が過ぎ、身近でも影を落とし続ける今、機材も無事だった自分が作るべき(と感じる)ものを作ろう、と思ったからです。


応援歌、と言えるほど力強い曲ではありません。スケールが大きい曲でもありません。ただ、小さくても、小さいからこそ伝わるものが何なのか、この曲を通じて探っていけたらと思います。