あの夜に続く、秋の陽射しの中で

朝から東京駅周辺に用があり、そこで時間をつぶしていたところ、NHKのニュースで、はやぶさが持ち帰った微粒子がイトカワ由来のものと確認されたと知りました。・・本当によかった。
イトカワでバウンドして舞い上がった砂を信じてなんとか蓋を閉め、それをまさに受け取ることが出来た・・というのは、まるで作り話のようなお話で、でもそれがまさに現実に起きたわけで。動画「旅人よ」を作ったときのことや、その旅路をしばらく思い出していました。


昼間時間が空いたので、「そういやずいぶん前にできた oazo って行ったことないな」と思い、本屋で時間をつぶそうとなんの事前知識もなくフラリと立ち寄ったら、案内板の「JAXAi」の文字にフツーにびっくり。ここだったのか!初めて知った!それもこの日に!(存在は知っていながら完全に不勉強でした・・。)

広くはない展示空間に、サラリーマン風の人が数名。「記者会見は中継しないんですか?」という質問も聞こえたりして、ニュースを見て来た人も多いよう。展示を見学して、はやぶさのビデオを鑑賞して、JAXAi を後にしました。


あ。自由に書き込めるノートがあったので、一言だけ、素直な気持ちを書いてきました。

「おめでとう、ありがとう。」


今日という日が、少しだけ、特別なものになったのでした。