ちょっとツンでポニテでスーツな感じ(妄想)

ヤマハ謹製VOCALOID、「VY1」入手。とりあえず、今までにミク用に作ったVSQファイルを読み込んでいろいろ再生してみました。

VY1用に改めて調整が必要なため、音声を差し替えてここで公開・・というのはすぐにできないのですが、声のキャラクターをなんとなく知ることが出来ました。とにかく、ハキハキと発音します。特定の感情を持った歌声、という雰囲気でもないため、なんというか、印象としてはニュースキャスターみたいな感じ(笑)。単体でメインボーカルとして使うとなると、結構ジャンル選びが難しそうです。


手持ちのCDでヒントになりそうなのは、例えば「ことばのパズルもじぴったん大辞典 オリジナルサウンドトラック」の収録曲、「[ai]」かな。KOS-MOSという、ゲーム「ゼノサーガ」のキャラクターのイメージだと思いますが、機械的なニュアンスと人間的なニュアンスの両方がうまく出ている曲です。歌い方や曲調など、参考にすべき点がたくさんありそうな予感。
あとは、同CDの「ふたりのぜのぴったん」のKOS-MOS的に、思いっきり機械調でネタに走るとかね(笑)。僕、この「とーきめきどぎまぎべりらっきー」のフレーズの部分が大好きなんですよ。なんか、クセになる(笑)。


・・という話は置いといてですね。。VY1については、キャラクター(絵や人格)が設定されていないのと同じように、実際の音声の取り扱いについても、一歩引いた立ち位置が合いやすいのかもしれません。中音を削るなど少し加工が必要かもですが、その明瞭な発音はコーラスとして大活躍できる可能性もありますし、カラーがあまりついていない・必要な調整が少ないという点では、他のVOCALOIDよりも仮歌のニーズが高いかもしれませんね。自分としても、貴重な選択肢がまた一つ増えたということで、今後の楽曲製作に活かしていきたいと思っています。