東の劇場版1

というわけで、昨日でテレビ版を一応もう一度チェックできたので、早速劇場版の「東のエデン1 The King of Eden」を観にいきました。行く先はもちろん(笑)、ユナイテッド・シネマ豊洲(主人公・滝沢が劇中で自宅としていた舞台)。
ここの映画館は「トランスフォーマー」(しかも1)以来なので、結構久しぶり。高級感が漂う佇まいですよね。平日の昼間というロケーションのせいか、公開されて2週間以上経ったせいか、他のお客さんの数もそこそこ、中・後列の中央は埋まってましたが普通に空席もある状態で、さすがに公開初日のような激混みはまったくありませんでした。(別のアニメーション作品である某映画らしき長蛇の列は、廊下で見ましたけど・・。)


観た感想ですが、十分面白かったです。全国テレビ放送のときと違ってネタバレになってしまうので、詳細は書きませんが、テレビ版を楽しんだ方なら、見て損はないかと。「物語の行く末を知りたい、楽しみたい」というファンの声に応えてくれる劇場版でした。逆に、テレビ版を見てない方には、全く意味不明かもしれません(笑)。最初のツカミとか展開、終盤の盛り上がりなど、映画としてもすばらしいと思うのですが、なにせテレビでは「ゲーム」の途中までを濃密に描いていた分、ストーリーとキャラクターへののめり込み度が変わってきちゃいますし。
それに、輪をかけて初めての人を混乱させるのが、セレソン12人の識別(笑)。ストーリーの中核の人物が(全員劇中に登場するわけではないですが)12人いて、しかも名前のほかに偽名やナンバー、あだ名などで呼ばれたりするため、テレビ版を復習した自分でもちょっとこんがらがりました・・。一応、劇中では各メンバーを紹介するシーンは出てくるんですけどね。意図的に長く時間を割いてくれているのが伝わってきましたが、それでもやっぱり混乱してしまいました。ほんとは、絵のなかに出てくるセレソンがそれぞれ何番なのか、オーバーレイで表示してくれるシステムがあれば便利なんですけど・・ヤボですよね、やっぱ(笑)。劇場版のパンフレットには、各セレソンのナンバーと紹介の記事があるほか、キーワードの解説といった、物語を理解するためのヒントが満載なので、回し者ではないですがお勧めです(笑)。もちろん、例によってネタバレも満載のため、読むのは劇場版を見終わってから。


部屋を出てから、併設の「CAFE&BARラウンジBreathe」へ寄ってみました。普段立ち寄ることはないのですが、やっぱり劇中の舞台だったことやコースターだとかに惹かれてしまい(笑)。外はすっかり暗くなり、遠くにレインボーブリッジを望むなかなかの夜景が眺められました。窓のすぐ下を見やれば、第6話で花火を上げていた場所が見えますし、遠くを見れば、第10話でコンテナ船が押し寄せてきた東京湾が見えて、ファンならかなり楽しめます。まぁ、一種の聖地巡礼ですね(笑)。

劇場版2の「Paradise Lost」公開が1月から3月に延期となってしまいましたが、今回を見る限り十分楽しめるものが期待できそうです。首を長くして待ってます!