加速中「宇宙かけ」

「宇宙(そら)をかける少女」、面白くなってきたっ!
いや、前々から面白いと思って見てきましたが、今週の第18話はスピード感やキャラの描写、来週への焦らし方(笑)全部含め、格別に面白かったです。久々に燃えた(笑)。

まぁ、ネルヴァル(敵)方の描写とか、まんま「銀河鉄道999」の機械帝国やん!とかツッコミはあると思いますが・・。クサンチッペはプロメシュームメーテルの母親)ですかね(笑)。人間を「部品、ネジ」と連呼させたあたり、やっぱり狙いはあると思います。ただ、「宇宙かけ」の場合はそれを説明しているのが、クサンチッペという下っ端であることが多分ミソなわけで。一方トップのネルヴァルは同じ話の中で、「人類を導くため」のような説明をしたり、将来を推し量れず悩んでいたり、人間くさいことをしているわけです。
つまり、あくまでわがままの押し売りではなく、自由と対極にある「管理によってもたらされる秩序や安寧」といった別の観点を提案させている、ということですね。スール学園長とニーナの学生時代のエピソードもこの18話で出てきましたが、最終的には、主人公である秋葉がこれらのうち一方を自信を持って選択できた瞬間から、「宇宙をかける少女」となるのかな・・と。残りの話数も少なくなってきましたが、恐らくこの、秋葉の「悩み」、「選択」、「疾走」が今後の主軸として描かれるのだと思います。

やっぱ「宇宙かけ」ですからね。悩みを断ち切り疾走する姿を夢見ますし、それを提示してくれると期待しています(笑)。


それにしても、終盤になって、物語に内包された「対極」の構造がはっきり見えてくるようになりましたね。秋葉とナミの「白」と「黒」、ブレインコロニーと人間、コロニーと地球、自由と管理、大人と子供(ネルヴァルが大人、それ以外のブレインコロニーが子供。風音・ニーナ達が大人、主役3人・ブーミン・生徒会etc.が子供。)・・。
最近、「大人」代表のICP三幹部を見ませんね。。カムバック!(笑)