「直感的=リアル」ではないと知りつつも

NHKよみがえる第二次世界大戦 カラー化された白黒フィルム」(NHK番組紹介ページ)がBlu-Ray、DVDで発売されました。名が体を表す本作、今日は第二次世界大戦開始から真珠湾攻撃までの第1巻を鑑賞。

・・情報量と生々しさが大きすぎて、目がくらみます。想像はしていたけど、予想以上・・というか。カラーがつくことでまず何が変わるかというと、写っている人・ものが浮き出ることなんですね。白黒では視覚の形状識別や記憶・常識の補正に頼るところが大きいですが、各要素に色が付くと、格段に直感的に認識しやすくなります。脳内の補正を経由しない分、「生々しさ」という感覚に直接訴えかけてくるのかもしれません。ちなみに今回一番印象が残った色は、「赤」でした。

第2巻は「日米開戦」。第1巻以上に、すでに「映像の世紀」(同じくNHKの映像アーカイブ番組。こちらは基本的に20世紀全般が対象)などで見たことのある映像も多そうです。カラー化することでその印象がどう変わるか、どう感じるかという点も注目して、後日見てみたいと思います。