ロフトDS-10プラスワン参加

今日新宿で開催された、KORG DS-10 PLUS のイベント、「ロフトDS-10プラスワン」に参加してきました。あいにくの小ぶりの雨に加え、自分的には、入れてたと思ってた折り畳み傘がカバンになく、近くの雑貨屋で買った黒い折り畳み傘が、開いてみたら実は女性用だった・・というあんまりなスタートでしたが(笑)。

お酒が入ったうえテーブルも小さく、今回全くメモを残してません。記憶を頼りにTwitter風に断片を書いていきますので、時間の前後や細部の相違はご容赦を・・。
あ、でもロフトプラスワン自体は適度に密度がある感じで、結構好みでした。イベントが違えばテーブルとかも変わってくると思いますし。開演までの時間、DG-10の「I LOVE YOU」が流れていましたが、アンビエント感があまりにも会場とマッチしていて、すごかったです。
あと、以前の DS-10 店頭実演@秋葉原d:id:OIE:20090919)のときより、かなり詳細度が低いです。メモが残ってないというのもありますが、あまりにオフレコっぽい部分が多いので、それを避けてたらあまり書けませんでした・・(笑)。
トークのタイトルは、DS-10 公式ブログより転載させていただきました。

  • 「ロフト〜!」「DS-10 プラスワン!」の掛け声でイベントスタート。
  • ゲスト登場のたびに流れる、マイケル・ジャクソンの「Don't Stop 'Til You Get Enough」。なんというか、ミスマッチ感で笑えていたのが、何度も流れるうちにだんだんヘンなツボに入ってきて余計に笑えてくる(笑)。
  • 「DS-10PLUS開発チーム全員集合!」DS-10開発者が集まり、当時を振り返る会。「納期が厳しい」の意見のほかは、みなさん「楽しかった」と答えられていたのが印象的。ほかに、PLUS のジャケの出来のお話とか。・・違和感を感じない自分は、やっぱりデザインセンスがだめだめなんだろうか・・。
  • DS-10 PLUS 大人の科学限定版 出演者が語る 『部屋とYシャツとDS-10と私』」限定版には、小冊子「大人の科学」が同梱されていますが、こちらの出演者の方を交えたトークと、DS-10 のプレイ。「佐野氏のムチャ振りが怖い」というのは・・客席から見ててもよく分かりました(笑)。
  • DG-10 の VCA 役、又吉愛さんをゲストに迎えたトークシンセサイザーになってください、と頼まれたときの心境=「はぁ?」は・・そらそうですよね(笑)。
  • KORG金森のDS-10『新』驚愕プレイ初公開!」佐野氏の仙台出張の傍らこちらで作り上げられたという(笑)驚愕データ。元ねたを書いていいか不明のためとりあえず伏せますが、カバーされたのは超有名な既存曲、しかも「歌」。オケの再現度もさることながら、原曲の歌詞を知っているとそれにしか聞こえない「人の声」が常軌を逸してます。シンセ1音で再現されたこの声、オケよりなにより苦労されたということですが、目標どおりちゃんと女性のかわいい声となってて、相当なインパクトでした。ある意味「ボ○○○イド」に対抗して、という言葉は的を得ています(笑)。
  • 「最初で最後!ネットでは絶対に見られないDS-10関連映像大公開!」海外のイベント等に DS-10 を出展した際の映像や、いろんな世代・国の方が DS-10 をプレイする姿など。結局結論は、「DS-10 は、実際に触れてみればあらゆるカベを越えて受け入れられる。・・ただし若い女性受けは悪い」みたいな(笑)。なんなんですかね、あの食いつきの違いは・・。
  • 「L-eyeの”DS-10 フルフィードバック系プレイ”実演!」これは確かにクラブ系やミニマル系に特に相性がよさそう。一言で言うと、エフェクトのフィードバックを全開にして前のフレーズを継承し、どんどん音を足していく・・というスタイル。足しすぎると歪んでくるので、そのときはフィードバック量を減らして全体を少しずつ落とし、その間に次のフレーズをフェーダ操作で徐々に導入していく・・と。継承されていく音はすでに同時発音数の制限から外れるので、この方法を突き詰めていくと、PLUS とはまた違った、新しい表現方法が見つかりそうです。
  • 「一音入魂」曲ではなく、自作の「音」をぶちまけろ!というコーナー。一人目の方の清々しい人柄と音に比べて、二人目の自分・・。お粗末さまでした。VCO1と2の重ね方やエフェクトとかはある程度考えてセッティングしましたが、パッチの配線はかなり偶然の産物です(笑)。めっちゃ緊張しましたが、すんごくいい経験になりました!結局2人しか壇上に上がらなかったのは、ちょっともったいない気がします・・。
  • トリは、佐野氏動画のNGテイク集。最後はもちろんあの名ゼリフ、「君のクリエイティビティを解き放て!!」・・を、2テイク(笑)。


いやー。楽しかったです。同じく「一音入魂」に出られた方とも知り合えたし(お声かけていただいてありがとうございました!)、他の方が作られた曲、音色のデータを DATA EXCHANGE でいただいたり、ステージの上で緊張味わったり(笑)。こんな経験、ゲームに限らなくっても、滅多にできるもんじゃないですからね。12月ごろには2回目の「EXPO」開催を予定されているということで、こちらも楽しみです。
今回初めてイベントに参加して、改めて思いましたが、「PLUS」という新しいステージが幕を開けたところですし、ぜひ新しく始められる方が面に広がればさらに楽しい!と思います。不肖自分も、DS-10 がもっと触れられやすくなるような、ちょっとしたシカケを遊楽団として出せるよう考えてるところです。「実際に触れてみないとちょっととっつきにくいかも?」「購入しても、どこから手をつければいいかイメージが湧きにくい」という部分を、ちょっと背中押すようなしくみ。イベント会場で行っている曲データ配布から、さらにもう一回り拡張したいんです。準備が整ったら、こちらと遊楽団のページのほうでお知らせしますね。