HDD パーティション喪失と復活

パーティション操作後見えなくなってしまった HDD のパーティションを、MBR 直接いじって直した、というお話です。

事の起こりは、同じ HDD 内の2つのパーティションが、使っていくうちにバランスが悪くなってしまったので、これを調整しようと考えたことでした。システムドライブではなく増設した HDD です。そこで、以前にも使ったことがある「パーティションコマンダー8」を Windows Vista にインストール、再起動後立ち上がる UI でパーティション間のサイズを調整。(余っているパーティションのサイズを縮小->できた空白領域に足らないパーティションが隣接するようにデータを移動->足らないパーティションのサイズを拡大)
で、なんとか Windows Vista を立ち上げ、「パーティションコマンダー8」アンインストール後確認すると、目的の増設ドライブのほうは無事サイズ調整完了。一方、システムドライブの2番目のパーティションが見えなくなっていたという(笑)。
OS ごと再セットアップ も覚悟しましたが、一応その前に状況を確認。「パーティションコマンダー8」は、インストール時に HDD の MBRマスターブートレコード)を操作するらしいので、そのあたりを中心にネットで探索。結果、このパーティションのシステム IDが 07(NTFS)が他のものに変わっているんでない?という情報を得て、diskprobe で実際に確認。確かに、システム ID が 07 から 17(何者か不明)に変わってる・・。超ドキドキしながらもとの 07 に上書き後、再起動したら、見事ちゃんと認識するようになったのでした(ドライブ文字が変わっちゃってたけど)。

まぁ多分システムコマンダー8本体の問題ではなく、インストール/アンインストールの仕方が悪かったか、そもそも Vista 環境で利用するもんじゃなかったか、そこらへんに原因がある気がします。というか、今回初めて MBR を直接操作しましたが、もうこんな精神衛生上悪いことはしたくない、と痛感しました(笑)。調査やらなんやらで時間も食うし・・。なんにしろ、無事に解決できてよかった。